道化師が描く、愛ある官能小説 >> 人妻官能小説 家庭内盗撮の妄想 

2007年05月02日

勝たずして成す

 私がこれまで聞いた中で、最も衝撃を受けた言葉の一つがこれです。
 
 「戦って負ける」のは下、「戦って勝つ」のは中、「戦わずして勝つ」のが上であるとは、孫子の兵法でも言われていることのようですが、遥か上を行く究極の上策がこの「勝たずして成す」だと、以前にある方から教わりました。
 
 幸せになるには、勝たなくてはならない ── 「勝ち組・負け組」、「負け犬」などの言葉の流行からも、世のほとんどの人はそう考えている気がします。
 高齢者は戦後の悲惨な窮乏生活によって、また、若年者は受験勉強や就職難から、この世は競争だという通念を植えつけられているのかも知れません。
 
 社会には、競争的な側面もある。それは確かです。自分がしたい事が、たまたま時流に乗った方面だったら、競争率は高くなります。
 しかし、その場合でも柔軟に考えれば、競争に加わらずに目的を達せられる場合も多い筈。勝つことが至上命題と思い込んでいるだけで、実は戦い・競争を選択した時点で間違っているケースがほとんど。
 
 目的が「有名な大学に入って、大企業に就職する」ならば、競争は避けられない。若いうちは、ちゃんとそういう競争に挑んでおくのも必要だと思います。ただ、人生の目的として何を成したいかを考えた時、有名な大学も大企業も手段のひとつに過ぎない気がします。
 
 「広い視野、深い知恵、共生の志」を以ってすれば、タイトルの言葉も現実的なものになると思います。競争的価値観に囚われている人たちからすれば「逃げ」であっても、目的が果たせるならそれでいい。むしろ、無血であるだけ、その方がいい。
 
 そして多くの場合、上手な逃げ方のできる人が抱く目的は、利己的でも利他的でもなく、皆で喜び合えるあり方を志向する共生的なものだと、私は感じます。
posted by 官能小説書きの道化師 at 14:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感・つぶやき
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